2018年10月09日
災害に備える家
このところの、あらゆる災害には驚くばかりです。
今までに経験したことの無いような、台風や豪雨は観測史上初めてという文言が必ず付いてきます。
西日本を襲った集中豪雨の傷も癒えないうちにやってきた、台風21号の後に北海道胆振東部地震の被害は驚きました。
その後に来た台風24号は未明の関東に被害をもたらし、ものすごいスピードで夜中に駆け抜けていきました。
毎週の台風対策に現場で働く職人さんたちも辟易としています。
カテゴリ5のスーパー台風24号
しかしながら、今でも仮設住宅にお住まいの方たちのことを考えれば、そんなことを言ってられません。
昔から「災害は忘れたころにやってくる」と言われてきましたが、こんなことが毎度毎度続くようでは、今までの住宅の考え方も変えなければならないのかもしれません。
台風の規模も、今までの規模とは比べようもなく、時期も今までの時期ではなくなり進路も常識外れになってきます。
地震であれば、強度を上げることは、容易くはありませんが、できない事ではありません。
液状化もある程度は予想できますし、対策も自分のところだけという話ならできないこともありません。
日本全体で見るならばで、世界中であらゆる災害に対して備えなければならないという点では、日本はずば抜けています。
地震に台風、津波や雷などの自然災害のほかにも火事はまだまだ木造住宅の多い日本では、本当に恐ろしい災害です。
建築では、あらゆる事象に対して、安全率と言われるものを掛けていきます。
その安全率も基準を法にのっとるばかりではなく、自己責任においてもっと増やしていかなければならない時代になってきたようです。
eco_house at 17:59│Comments(0)│